タイトル:デイサービス利用者への実際の問診→評価→運動指導までの一連の流れを実践、解説
日時:令和元年10月6日(日)時間:14:00~16:00
場所:宝塚医療大学附属介護ステーション
参加者数:20名
講師:小幡太志
肩書:宝塚医療大学理学療法学科 教授
講師:福永裕也
肩書:宝塚医療大学理学療法学科 講師
講師:坂本善彦
肩書:宝塚医療大学柔道整復学科 助手
講習の前半は実際にデイサービスに通っている2名の患者の協力者にお越しいただき問診から運動指導をしていく流れで講習は進められました。
1人目の患者は脳性麻痺を患いそこから杖や装具がないと歩行できないような状態でした。ベットに仰向けになり腕や足の上げ下げを行ってもらい症状を確認、歩行動作の確認、装具をつけての歩行を行いました。2人目の患者は10年前から股関節に痛みがあり歩行に違和感があるが、病院では「主訴無し」と診断されたとのこと、講師が左右の足の長さを測ると2cmの差がありました。そこに対するアプローチとしてダンボールを切り靴底に入れて2cmの差を埋めてから歩行をみるといった方法でした。また壁に背中をつけた状態での足の屈伸を行うことにより痛みが出なくなるような運動指導を行いました。
講習の後半は録画していた前半の問診や運動指導を見直しながら解説をしていきました。
最後の質疑応答では、問診中に講師がつぶやいたように発した一言に対して、どのような意味があったのかと質問があがっていました。動画で見返すことで講習の細部まで伝わっていたようでした。