タイトル:利用者のニーズに応じた指導・現場での疑問を解決
日時:平成30年10月21日(日)10:00~16:00
場所:酒井医療株式会社
参加者数:13名
講師:齋藤清昭
肩書:NSCA認定CPT/CSCS
1つの事業所から数人で来られている受講者のグループがおられ、最初から元気と活気がありました。講師は前回と同じく、機能訓練について現在事業所ではどのようなことを実行しているかを質問され、その後、ご自身についての自己紹介をされました。講義では、スライドを使用してパワーリハビリについての説明がありました。要介護高齢者の自立支援のために、どのようなリハビリが必要かを考えたときに、低負荷の運動を繰り返すことができる専用の機器を用いたパワーリハビリは、体力・動作能力・意欲を向上させる可能性が有ると話されました。また、どのように介護事業を運営しているかを、講師の経歴を交えた貴重な具体例をいくつも聞くことができました。休憩を挟んで、6種類の機器を講師がまずデモンストレーションをして、効果や使用上のコツなどを説明されました。その後、受講者が実際に自分で操作をしてみて、疑問点などをその場で質問していました。受講者の中には同じ機器を既に使用している方もおられ、実際に使っている方法と、今回説明された方法の相違におどろき、積極的な質疑応答が交わされ、充実した実技となりました。3ヶ月前の利用者と現在の同一の利用者の動きを比較した動画を見た高齢者が、感動で涙する様子などを見て、受講者は自身の事業所の利用者と重ねあわせたようで、リハビリの大切さについて思いを深めておられるようでした。