日  付:平成30年6月24日(日)10:00~16:00

場  所:酒井医療株式会社

参加者数:8名

講  師:齋藤清昭

肩  書:NSCA認定CPT/CSCS

 


パワーリハについて、パワーリハの狙い、動作能力低下の原因などについてお話があり、その後、マシンを使用した実技を行いました。

実技では、レッグプレス・ローイング・レッグエクステンションなどのマシンを使用した正確な運動方法と利用者への声掛けについて学びました。

実技の際、各症状別疾患についての対応、利用頻度、機器が無くてもできる運動などについても質問が多数でており、先生は随時お答えされておられました。

続いて、中国のデイサービスや老人ホームの状況、介護システムについてお話がありました。日本と中国の違いなど動画と写真で説明をされ、受講者はとても興味深く見ておられました。

別の動画では、機能訓練開始前と開始して3ヵ月後の動画を見ました。明らかに体力がついており、動作能力が向上していることに受講者から驚きの声があがっていました。

最後に先生より、「介護事業所を利用される方は、片麻痺の方、車椅子の方、要支援1の方、要介護3の方、まだ認定すら受けていない方など、様々な方が利用されます。

我々は、利用者、ご家族、ケアマネジャーから信頼していただける説明、ケアプラン、指導を提供する必要があります。寝たきり予防のために生まれた低負荷運動を身につけ、高齢者の体力向上に努めましょう。」と話され終了しました。