講習会名:運動器超音波観察セミナー
タイトル:初級編
日 時:平成27年9月13日(日)13:00~16:00
場 所:全国柔整鍼灸協同組合 福岡事務所
参加者数:5名
講師肩書:筋・骨格画像研究会 専属講師
プローブの特徴についてコンベックス型・リニア型の紹介、部位に適したプローブの特徴についての紹介があり、次に肩関節アプローチについて、結節間溝と上腕二頭筋、小結節と肩甲下筋、棘上筋腱、大結節についての講習がありました。
その後、結節間溝と上腕二頭筋、小結節と肩甲下筋の短軸、長軸操作の画像観察実技が行われました。棘上筋腱、大結節については骨格モデルを用いながらの座学講習でした。
次に肘関節について、腕橈関節長軸走査・肘関節内側側副靱帯の講習、手根管についての講習が行われ、続いて、股関節について、骨格モデルを用いながら、講師が持ち込んだ症例画像を見ながらの座学、膝関節、足関節の講習の後、膝関節の膝蓋靱帯(膝蓋骨付着部・脛骨粗面付着部)、内側側副靱帯、足首の画像観察実技が行われました。
今回は、受講者ほとんどが超音波画像観察装置を使ったことがないとのことで、新しい技術を身につけようと真剣な眼差しで講師の説明、実技に取り組んでいました。座学の講習中も、資料に講師の説明を受講者全員が書き込んでいました。
実技では、画像抽出には苦戦していましたが、講師の的確なアドバイスもあり、受講者全員が画像の抽出に成功しました。
受講者より「もっと回数を増やして欲しい。」「良い勉強になりました。」「当てる角度によっても、見方がかわるのでおもしろかった。」など、満足度の高い声をいただきました。
最後に、「エコーを使うには解剖力・立体的なイメージが大事。そして、とにかく使って慣れるのが大事」ということを受講者に伝え、講習会が終了しました。