講習会名:運動器超音波観察セミナー

タイトル:入門編

日  時:平成28年7月10日(日)13:00~16:00

場  所:平成医療学園専門学校 第1校舎7階

参加者数:15名

講  師:筋・骨格画像研究会 専属講師

 

 

前半は「超音波とは」「超音波診断への応用」「超音波の特徴」「体幹および四肢の断層像の表示法」「アーチファクト(虚像)」「抽出時の見え方」「異方性」「画像表示の応用」について座学の講義がありました。

後半は3グループに分かれ、実際にエコーに触れながら「プローブの持ち方」「腕や肩の画像抽出」「抽出時の見え方」について実技練習を交えながら講義が行なわれました。

3グループに分かれて実技練習を行ないましたが、入門編ということで、初めてエコーに触れる受講者が多く、プローブ走査や画像の読み取りに大変苦労されている様子でした。

普段エコーを使用している受講者が他の受講者へアドバイスをする場面もあり、受講者同士助け合いながら学ばれていました。

苦労しながらも一生懸命繰り返し練習し、積極的に質問をするなど活気のある講習会でした。

座学で超音波を使った血流の検査についての質問が出た際、分かりやすく説明されておりましたが、その後の実技の時にも、実際に血流の検査機能を見せて説明するなど、ひとつひとつの質問にとても丁寧に対応されていました。

また、受講者からエコーでの画像抽出が難しいという声が聞かれると「とにかく慣れること、繰り返し練習することで習得できるようになる」とお話され、受講者の不安を取り除いておられました。

 

実技の時間は十分あり、受講者全員が機器に触れることが出来ており大変良かったと思いました。

とても分かりやすい講義でしたが、多くの受講者が自在に画像を読み取る所までは至らず、難しいと言った声も多く聞かれましたので、まだまだ実技の時間が必要かと感じました。

 

 

H28.7.10運動器超音波観察セミナー大阪anigif