タイトル:ペディグラスの巻き爪補正技術について
日 時:平成28年4月17日(日)13:00~16:00
場 所:全柔協福岡事務所
参加者数:9名(会員7名、一般2人)
講 師:小島賢子 (株)ペディグラス代表取締役 巻き爪補正具開発者
講習会前日の熊本地震の影響で開催自体が危ぶまれましたが、大きな余震等もなく無事に開催できました。巻き爪補正体験・講習会は九州では初めてでしたので緊張した雰囲気になるかと思いましたが、ある程度、巻き爪の知識を持つ受講者もおり、講習会開始からいきなり質問が飛び交いました。先生と受講者とのコミュニケーションもとれ、充実した講習会になりました。また、受講者の積極的な質問に講師が回答する光景が多く見られ、終了時間を15分程度オーバーするほどの盛況ぶりでした。尚、ビデオで撮影した映像を大型液晶画面に映し出し手元が大きく見えたため、分かりやすかったとのことでした。
今回の講習会で行われたペディグラスの巻き爪補正技術は2001年6月に特許を申請し、2003年正式に特許を取得した技術です。皮膚を傷つけず痛みを伴わない優しい巻き爪補正法ということで初期導入費用も少額で済み、自費を取りやすい。保険請求が厳しくなった昨今、受講者には大変興味深かったようです。所々、『実際、この技術を習得、業とする場合、何年くらいかかるのか?』『1回の補正でどれくらい(いくら位)取っているのか?』『利益率は?』『学校は大阪だけ?』等、導入見込の質問も多くありました。また、『巻き爪補正は違法ではないのか?』『爪切りは医療行為では?』との質問があり、講師の回答では『厚生労働省の通達により、爪切り・爪の手入れが医療行為から外され、爪の手入れが出来るようになりました。』とのこと。法的にも問題ないことが分かりました。実際に導入した場合の採算性や技術的なこと、ランニングコスト、ステップアップ講習等の質問が多く寄せられ活気ある講習会になりました。