日 時:平成26年9月6日(土)17:00~20:00
場 所:全柔協会館4階
参加者数:18名
講 師:伊藤 卓
肩 書:青年婦人局 副局長
初めに、問診を楽しみ問診の力を向上させるための講習が始まりました。
まず、二人一組となりそれぞれの自己紹介と受講目的などを1分ずつ話をしました。
次に、話す側にわからないよう聞く側が興味がないような素振りをみせ、話す側が感じ方の違いを体験しました。
問診では、『聴く・歓迎する・受け入れる・安心感や信頼感に繋がる態度』の姿勢が大事になるとのこと。
その後、三人一組で治療家・患者・観察者となり問診の実技が始まりました。
問診後にフィードバックシートに感想や気になった点・よかった点などを書き出し、観察者が進行役として問診についての振り返りをし、それぞれがの問診力を向上させる為に話合いをしました。
問診の実技が終了後、グループそれぞれの代表者が問診時に気をつけたことを発表し終了しました。
講師からは
『問診時は、あいづちや歓迎する姿勢などの非言語が大事。
最初の5秒で相手の好き嫌いが決まるので大切にして欲しい。商品はぼくたち自身です。』
と話がありました。
受講者同士で「笑顔がよかったです」や「専門用語が出てきて難しかったかな?」などの意見交換がされていました。
自分では気付けなかった部分を人に指摘してもらうことで、今までの問診を見直し今後に活かしていこうとする姿勢が感じられました。
「笑顔や目線、声のトーンやテンポが大切だと感じた」との感想が多く、問診の実技では距離がだんだんと近くなり話しやすい雰囲気や場つくりができるようになっていきました。
講師からも『対話力がグレードがアップしました。』と話があり、受講者同士での意見交換が多い講習会となりました。