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講習会名:問診を楽しむ 問診向上塾

セミナータイトル:問診は得意ですか

日  時:平成27年3月7日(土)17:00~20:30

場  所:全柔協会館4階

参加者数:19名

講  師:伊藤 卓

講師肩書:青年婦人局 副局長

 

 

「問診を楽しむ問診向上塾」はワークを中心に問診力を高めていく内容です。
最初に参加者は二人一組となりお互いの自己紹介をしました。

次に、聞く側が興味がないような素振りをしてみせ、その次は逆に大げさにうなずきをするような素振りをしました。
体感することにより話しにくい状況と話しやすい状況は言語以外の中にもあることを参加者は実際に行い体験しました。 

続いて、問診の実技を行いました。
三人一組で治療者・患者・観察者となり問診後にそれぞれの視点で気付いた感想や気になった点・よかった点などを書き出しまとめました。
それにより、施術者側の視点だけでは気付かない部分に気付くことができるワークでした。
普段は患者側に座ることの無い参加者達にとっては新鮮で気付きの多い体験ではなかったかと思います。 

最後に、話をする力を育てるワークを行いました。
チームで話し合いをして「紙のみを使いできるだけ高い塔を作る」という内容です。
話し合う方法は、まずどうすればいいのかを手振りを使わずに言葉のみで話し合い、次に手振りをいれて話し合い、最後に直に用紙を触り話し合いを行うワークをしました。
最初の言葉だけでは相手に伝わりにくく間違ったイメージを伝えてしまう場合もあり「言語はもろいもの」であることを参加者はわかりやすく体験できました。 

まとめとして今回の講習の中で講師が「問診時に自分が話すばかりで患者の話を聞き出せていない柔整師が多い。しっかりと聞き出せれば患者の話す割合は8割くらいになる。」と言われていました。
コミュニケーションの中の聞く力、「聞きだす」能力を育てることに重きをおいた講義内容だと感じました。

 

 

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受講者からこんな声をいただいております

・共感が大事だということが分かった
・内容はすごく勉強になりました、今日でたくさん学び繋がると思いました
・色々な人の問診のやり方を見ることができ、すごく勉強になった、自分に足りないところが良く分かった気がする
・普段忘れていることや意識の足りなさが分かりました
・今までの問診とは違い患者さんに話させて安心させるというやり方が勉強になりました、言葉の勉強をしないとと思いました
・問診で悩んでいたので、すごく勉強になりました
・練習の場、気づきの場がすごく良かった
・他の先生方の問診を聞いて、自分の弱いところが分かりました
・自分のイメージ・弱点に気づかされた、楽しくできた
・言語で伝えることの難しさ、こういった事をワークで訓練する事はとても大事だと思います
・気が付かないことに気が付きました

 

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受講していただきました先生方、お疲れ様でした
これからも一緒に学びましょう!

 

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