講習会名:運動器超音波観察セミナー

タイトル:初級編・下肢,中級編

日  時:平成28年9月25日(日)10:00~13:00,14:00~17:00

場  所:全国柔整鍼灸協同組合 東京事務所

参加者数:初級編・下肢13名,中級編5名

講  師:筋・骨格画像研究会 専属講師

 

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初級編・下肢では、下肢の画像を映し出す方法、ランドマークの探し方、プローブの使い方を説明され、講師より各部位に対しての画像の描出方法を紹介されました。

先ず、股関節、大腿骨頭頸部、膝靭帯、内側側副靭帯に対しての説明をされ、その後、受講者同士で実技を行い画像の描出を行いました。

中級編では、主にパワーポイントを使い上肢と下肢の様々な症例をもとに画像の見方など座学中心に行われました。

途中、ポイントを押えて講師が実際に超音波画像観察装置を使い実践での画像の描出の仕方等の紹介もされました。

後半ではアキレス腱の損傷に対する画像の描出を受講者同士で行い、最後に質疑応答の時間を取り講義は終了しました。
超音波画像診断装置を4台準備し、実技は機器1台に対して4~5名のグループに分かれて行われました。
受講者は主にパワーポイントで説明を受けた下肢を中心に行いました。

大半の受講者は画像の描出に苦労していましたが、講師が各グループを回り受講者に丁寧にアドバイスを行い、受講者もわからないことは積極的に質問されたり、メモを取ったりとそれぞれが熱心に取り組んでいました。
超音波画像診断装置の使い方が難しいため、基本であるプローブの使い方(短軸や長軸等)から丁寧に説明されていました。

講師より「機器の使い方を覚えるにはセミナーに参加するだけでは身に付かない、器用不器用は関係なく、単純に機器をたくさん使うことで上達する」と説明され、実技の時間を十分に取られていました。