講習会名:運動器超音波観察セミナー

タイトル:初級編・上肢

日  時:平成28年8月7日(日)13:00~16:00

場  所:平成医療学園専門学校 第1校舎6階

参加者数:16名

講  師:筋・骨格画像研究会 専属講師

 

H28.8.7osaka

 

プローブと呼ばれる検査機器の形状、種類について、画面の表示濃度について等の基礎的な部分から始まり、肘や肩のランドマーク(目印)の探し方、プローブの当て方や当てる向きを変えることで起こる変化についてを講義されました。

後半は実技を中心に行われました。前半で学んだ知識を実際に機械を使いランドマークを見つけ同じ画像が表示できるのかを学びました。また休憩時間中に受講者から「機械のモード」について質問があったため、休憩後に少し時間をとり返答をされました。

3台の機器を用意していたため、実技の時間は1台につき5名程度のグループに分かれて実技を行っていました。

受講者はランドマークを探し、講師が表示させたものと同じ画像を表示させようと試行錯誤されていました。

実技を見てまわっている時に講師が画像の見方は骨を見つけることである。そしてもっと画面に慣れることが大事であると言われました。

解剖学の知識を増やすことも大事だけれども、正常な身体の画像をたくさん見て経験を増やしていくことにより初めて異常に気づくものだとも言われていました。

初級編上肢では超音波を使うとどのように画面表示されるのか、プローブと呼ばれる検査機器をどのように身体に当てると見やすいのか、縦に当てるのと横に当てるのとの違い、画像に映し出されるときに何を目印にすればいいのかを丁寧に説明されていました。

実際に現場で患者に理解しやすい言い回しで説明されており大変わかりやすい講習でした。

また参加人数も多く活気ある講習だったと感じました。